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上京中の仲井真知事は7日午後、防衛省の事務方のトップ、防衛事務次官に就任した増田次官と会談しました。
8月に防衛省の事務次官に就任した増田好平次官は防衛省の生え抜きで56歳。中央官庁では最も若い事務次官となります。
前任の守屋次官が普天間基地の名護市辺野古への移設計画で、県や名護市の修正要求に応じない姿勢を貫くなど強行的だったことから、7日の会談で増田次官の発言が注目されていました。
しかし、会談はあいさつ程度にとどまり、具体的な話はしなかったということです。
会談後、仲井真知事は記者団に対し「基地、防衛問題は地元の意見や気持ちをよく聞いて取り組んでいただきたいと、総理もお見えになったときに申し上げていますし、皆さんに申し上げているところです。(今回も同様のことを)申し上げただけです」と答えました。
7日夜は高村防衛大臣が就任後初めて沖縄を訪れ、8日島袋名護市長や辺野古区長、仲井真知事と会談する予定です。