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琉球ガラスの第一人者池宮城善郎さんの作品展が那覇新都心の沖縄タイムスギャラリーで一日から開かれています。

琉球ガラスの色彩に魅せられこれまで31年に渡って様々な独自の技法を生み出してきた池宮城さん。その作風はパウダー状にした金箔やガラスを何層にも溶着させ日本的な繊細さとともに川が流れるような躍動感も兼ね備えています。この金彩飾皿は赤と青と緑の三色段彫りという技法で製作され、中心の大きなハイビスカスが立体感を持ってくっきりと浮き上がっています。またガラスに金属のような光沢を持たせるラスター技法は県内では池宮城さんだけが習得していて独特の世界観を築いています。

池宮城善郎さんの作品展は今月9日まで那覇市おもろまちの沖縄タイムス1階ギャラリーで開かれています。