※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
上京中の仲井真知事は31日午後、防衛省で高村大臣と会談しましたが、普天間基地の移設問題には触れませんでした。
防衛省を訪れた仲井真知事は高村防衛大臣に対し、陸上自衛隊が1972年から7000回以上行ってきた離島の救急患者の搬送に感謝の言葉を述べました。
ただ、現在政府と県、名護市の間でこう着状態にある普天間基地の辺野古への移設計画については全く話し合わなかったということです。
一方、高村大臣は31日午前の記者会見で「政府案の修正を求めている名護市は現時点では再編交付金の支給対象にならない」と発言。
これについて記者団から質問を受けた仲井真知事は「再編交付金の対象はまさしく名護市のためにあるのではないかと思っている」と疑問を示しました。