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県内でHIVの感染者が急増しています。このため県はエイズ治療中核拠点病院の代表や学識経験者らを集めて今後の対応を協議しました。

県内では1987年の最初の届け出からのHIV感染者とエイズ患者の累計が114人となっていてことしは半年で、すでに去年1年間の12人を上回る過去最高の17人となっています。協議会ではエイズに関する若者の知識や意識を把握する資料が少ない事や県民が抗体検査を受けやすい体制を早急に整える事、さらに一般の医療機関でも適切な治療が受けられる基盤を作り上げる必要がある事など課題が報告されました。

この他、エイズ治療の中核拠点病院からは県外で検査を受けて県内で治療を受ける人が少なくないため、感染者や患者の数が県が把握している数よりも実際は30パーセント多く県の実情は深刻だという報告がありました。