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中華航空機の爆発・炎上事故で、国土交通省の航空事故調査委員会は21日夕方記者会見し、21日の調査では火災の原因となった油もれがどこから発生したのか、特定することはできなかったと述べました。
事故調査委員会は21日午前10時から、県警や台湾の調査チームのほか、中華航空の機長とともに、機体の実況見分を行いました。
そして午後6時過ぎから記者会見を行い、調査では火災の原因となった燃料漏れがどこで起きたのかを示す、明らかな異常は確認できなかったと述べました。また、調査の中でコックピットの中から、フライトレコーダーを回収したことを明らかにしました。
調査で、出火の原因となった右の翼の上では、エンジンから胴体にかけての燃え方がひどいことが確認され、この範囲内で燃料が漏れ出した可能性が高いと話しました。
調査委員会は、22日に沖縄入りするアメリカの事故調査チームとともに、詰めの調査を行い、火災発生の原因を突き止めたいと語りました。