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17日夕方、国頭村の県道で車にひかれたと見られるヤンバルクイナ一羽が死亡しているのが見つかりました。今年に入り、ヤンバルクイナの交通事故は急増していて、ついに非常事態宣言が出されました。
ヤンバルクイナの死体が見つかったのは、国頭村楚洲の県道70号で17日午後４時過ぎに現場を通りかかった環境省の職員が発見しました。頭から出血していることや現場の状況から車にひかれたとみられています。ヤンバルクイナの事故は８月14日と15日に相次いで４件発生するなど、今年に入って合わせて21件確認されていて、去年一年間の13件を大きく上回り過去最悪となりました。
この事態を受けて、関係機関では緊急会議を開きヤンバルクイナの交通事故非常事態宣言を発表しました。作成したチラシを今後、道の駅やレンタカー業者で配布するなどして安全運転を呼びかけることにしています。