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大雨で那覇市の安里川がはんらんした問題で、県土木建築部は、蔡温橋の改修工事が要因ではんらんした可能性は否定できないとしたものの、県の責任については言及しませんでした。

17日、県庁で会見した土木建築部の小渡良彦土木整備統括監は、今回の大雨の氾濫浸水について、1時間に85ミリという川の能力を超える想定外の雨の流入があったと説明。国際通りに架かる蔡温橋の改修工事に使用している鋼材の支柱などに草が絡まっていたことから、「何らかの工事の要因、そういう要因というのはあったかも知れない」と語りました。

その一方で小渡統括監は、今後、専門家を交えた原因究明の調査を実施するとして、工事発注者である県の責任については言及を避けました。