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国頭村の県道で、14日と15日の2日間で、ヤンバルクイナ合わせて4羽が交通事故で死んでいるのが発見されました。今年だけで20件目で、過去最悪のペースです。
環境省やんばる自然保護監察事務所によりますと、14日午前8時すぎ、国頭村楚洲の県道70号で、ヤンバルクイナの若鳥の死骸が発見されました。また午前10時ごろには、この場所から5キロ離れた場所でも死骸が発見されました。
さらに15日午前7時すぎ、国頭村与那の県道2号でヤンバルクイナの死骸が発見され、同じ頃、安田の県道2号で車ではねられ動けなくなったヤンバルクイナが発見され、動物病院に搬送しましたが、到着した時には死んでいました。
ヤンバルクイナの交通事故はこれで今年20件目となり、これまで多かった2006年の13件を大幅に上回る過去最悪の事態となっています。
このため、関係機関では17日に県北部合同庁舎で対策会議を開くことにしています。