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連日熱戦を繰り広げている夏の甲子園!興南の2回戦の試合が待ち遠しいのですが、ここで気になるのが対戦相手の栃木代表・文星芸大付属。いったいどんなチームなんでしょうか?その戦力を紹介します。甲子園から水間記者です。

水間記者「大会3日目!今日も朝から多くの高校野球ファンが球場を訪れています。気になる興南2回戦の相手は文星芸大付属。その戦力分析を紹介します」

2年連続10回目の甲子園出場を誇る栃木代表・文星芸大付属!ここまで『守りの野球』で勝ち抜いてきた事もあり、そのチームスタイルは興南に良く似ている部分もあります

去年の甲子園メンバーが4人も残る今年のチーム。中でも要注意は、左オーバースローのエース佐藤祥万選手。

県大会では5試合に登板し、その内3試合で完封勝利。44奪三振に加え、抜群の安定感も佐藤選手の強さです。

今回の市立船橋戦でも速球と切れ味鋭いスライダーを巧みに投げわけ、被安打7、9奪三振で、甲子園という大舞台の初戦で完封勝利を飾りました。特に低めのスライダーは要注意です。

また、佐藤選手はバッティングでも3番にすわり、初戦で5打数4安打とヒットを量産。投打の柱の佐藤選手攻略は、2回戦の大きな見所になりそうです。

さらに、4番の菊池選手は強豪・浦和学院から転校してチームに加わり、2番目のピッチャーとして、またクリーンナップの主軸としてチームを引っ張る存在です。

そして、5番の板橋諒太選手も5打数5安打と大爆発。チャンスを確実に得点に結びつける驚異の5番バッターです。

投打のバランスがとれた文星芸大付属に挑む興南。

強豪を前にしても我喜屋監督は自信を表しています。その理由は、試合を重ねるたびに選手一人一人が大きく成長している事。

初戦で好リリーフをみせた石川清太選手。県大会で不調だった4番・井上選手、6番・比嘉選手が甲子園という舞台でようやく当たりを取り戻してきた事。

決戦まであと4日!旋風再来を感じさせる興南が、文星芸大付属にどんな試合を挑むのか。注目が集まります!