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アメリカ軍はキャンプハンセン内に新たな実弾射撃場を建設すると、那覇防衛施設局を通して金武町に通達しました。
この計画は、アメリカ陸軍がキャンプハンセンのレンジ3付近に、小銃による射程距離1200メートルまでの射撃訓練施設を建設するというものです。
レンジ3は、2005年に都市型戦闘訓練施設が建設されたレンジ4のすぐ近くで、10日午後、緊急記者会見を開いた金武町の儀武剛町長は、アメリカ軍再編で県民の負担軽減を謳いながら、新たな施設を作るのはおかしいと指摘。北部地域への負担の増加だと強く反対し、「レンジ4であれだけ反対してレンジ16に移動させたのに(住民地域に近いレンジ3に)また施設を造るということに憤りを感じる」と述べました。
アメリカ軍は、射撃は山側に向かって行うとしていますが、金武町伊芸区では過去に被弾事件が何度も発生し、人身への被害も出ています。