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6日、うるま市の県立前原高校に米軍車両が無断で侵入した事に対し、うるま市では反発の声が高まっています。
アメリカ軍の車両が侵入したのは、部活動の生徒たちも多い午後3時前。先月に続き、教育施設で起こった出来事に、学校関係者は怒りを隠しません。また、事態を重く見た市は学校に視察に訪れ、軍に抗議する意向を示しました。
うるま市議会でも、きょう予定されていた基地対策特別委員会の海兵隊関連施設の視察を変更し、対応を協議しました。前回の抗議から一カ月も経たない間のアメリカ軍の強行に対し、うるま市議会では、具体的な再発防止策を提示するよう求めることにしています。
一方、今回の事態を受けて、県の仲村守和教育長らはアメリカ軍に再発防止を求めるよう、外務省沖縄事務所などに再度要請しました。これに対して、外務省沖縄事務所の倉光副所長は「度重なる事態を深刻に受け止めている」としたうえで、すでに7日午前中に、アメリカ軍に再発防止を申し入れたことを伝えました。