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29日の参議院選挙で、沖縄選挙区は野党の糸数慶子さんが37万票余りを獲得して当選。また比例代表で社民党から立候補した山内徳信さんが初当選しました。
沖縄選挙区は、糸数さんが37万6000票あまりを獲得。西銘順志郎さんに12万7000票あまりの大差をつけて返り咲きを果たしました。
投票率は60.32パーセントで、前回3年前に比べて6.08ポイント上回りました。
また、比例代表では社民党の山内徳信さんが初当選を飾りました。大田昌秀さんの議席を受け継いだ山内さんは、「憲法や沖縄の基地問題の解決に全力で取り組む」と決意を表しました。
一方、一夜明けて30日、当選後の挨拶回りなどで30分くらいしか寝られなかったという糸数さんは、夫の隆さんが作ってくれた野菜スープを飲みながら糸数さんの勝利を伝える新聞に目を通しました。
そして記者団に対し、「県民の皆さんに対する感謝の思いと、その国会での活動に対する県民のみなさんの期待を感じると、やはりズシリと来ます」と話し、国政に臨む決意を新たにしていました。
朝食の後は今回の選挙戦で最初に街頭に立った那覇市の上之屋交差点で有権者に対してお礼の挨拶をした糸数さん。今夜はおよそ2ヵ月ぶりに家族そろっての夕食を楽しむということです。