※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
6年前に宮古島の産業廃棄物最終処分場で起きた火災で健康被害を受けたとして、住民らが県と業者を訴えた裁判の控訴審が福岡高裁那覇支部で始まりました。この裁判は、2001年11月、旧平良市の産業廃棄物最終処分場で火災が発生し、大量のダイオキシンなどが流れ出して健康被害を受けたと、大浦地区の住民らが損害賠償を求めています。
原告側は、一審で県の責任が認められなかったことを不服として今年3月控訴していました。また、「県は、業者が極めて悪質な違法操業をしていると知りながら、行政指導を繰り返すだけで、営業停止や刑事告訴の処分をしなかった」と県にも火災の原因があることを認めるよう求めています。