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那覇市泊漁港で卸売市場を開設している2つの漁協組合が、10月を目途に市場事業を統合することを決めました。これは24日に県漁連の下地敏彦会長が発表したものです。
県漁連などによりますと、県漁連と那覇地区沿岸漁協は復帰前から泊漁港内に卸売市場を開設し、セリを行っています。
しかし同じ漁港内に2つの市場があるため、魚の引き合い競争が激しく、これに市場に水揚げされる漁獲量の減少、さらに原油の高騰も重なり、経営的に厳しい状況に陥っています。
このため、卸売市場事業を一つに統合することで、コスト削減と魚の価格の向上、消費者への安定供給が図られるとして、10月から合同で事業組合を設立して市場運営に当たることを決めました。