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与野党の激しい一騎打ちとなっている参議院沖縄選挙区。朝日新聞などの序盤の情勢調査では、野党側の糸数慶子さんが優位に立ち、与党側の西銘順志郎さんは伸び悩んでいます。

朝日新聞社と沖縄タイムス社は17日と18日の2日間、県内の有権者を対象に電話による調査を実施しました。調査はコンピューターで無作為に抽出した番号に電話をかけ、そのうち1003人から有効回答を得ました。

その結果、今回の選挙に『大いに関心がある』と答えた人は全体の41パーセントで、『少しは関心がある』との回答を合わせると89パーセントと高くなっています。

また、投票に『必ず行く』と答えた人が80パーセントに上り、『できれば行きたい』を合わせると96パーセントに達しています。

そして注目の『誰に投票するか』については、野党側の糸数さんが優位に立っていて、与党側の西銘さんは伸び悩んでいます。年代別に見ても糸数さんの支持がまんべんなく広がっていて、中でも30代で糸数さんが最も高い支持を得ています。

また、支持政党別では糸数さんが自民と公明支持層それぞれのおよそ2割も取り込んでいます。

ただ、回答した有権者の3割以上が誰に投票するか決めていないなど、投票態度を明らかにしていないため、選挙戦終盤にかけて情勢が変わる可能性もあります。