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本格的なマリンレジャーのシーズンを迎え、海の事故に備えてライフセーバーの救助技術の向上を図る訓練が9日、行われました。

恩納村のビーチで行われた訓練には、恩納村や読谷村のビーチに勤務するライフセーバーや消防、第11管区海上保安本部などが参加しました。

この中で、4月に読谷村で潮干狩り客2人が亡くなる事故を受けて行われた訓練では、海で溺れている人を救助する際に水上バイクとライフスレッドと呼ばれるいかだを使って、溺れている人の意識の有無に応じた救助法を学びました。

また、ダイビング客3人が沖で溺れているという想定で、ヘリコプターで吊り上げて救助する訓練も行われ、参加者は安全・迅速な救助技術を学んでいました。

参加したライフセーバーの一人は、「普段学べないことが学べてよかった。今後の(救助)活動に役立てたい」と話していました。

関係機関ではこうした訓練のほか、小学校や中学校、高校で講習会を開き、海の安全を呼びかけることにしています。