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海の生き物に触れることで自然を大切にする心を育んでほしいと、名護市でシャコ貝の放流会が行なわれました。

放流されたシャコ貝は2センチほど大きさの稚貝で、浦添市の漁師らが子ども達に自然を大切にする機会にしてほしいと贈ったものです。

放流会には久志小学校の5・6年生12人が参加し、石やブロックに開けられた穴の中にシャコ貝を一つ一つ収める作業を行ないました。

子ども達のほとんどがシャコ貝の稚貝に触れるのは初めてで、「大きくなるのが楽しみです」と話しながら作業をしていました。

稚貝を入れた石は波にさらわれないように金網が掛けられ、子ども達が力を合わせて沖まで運んでいました。

稚貝は、収穫できる大きさの8センチほどになるまでに3年かかる見込みで、児童らは今後、月に1度観察を続ける事にしてます。