夏の甲子園をめざす高校野球沖縄大会。きのうでベスト16が出揃いました。白熱の試合をハイライトでお伝えします!
初戦を劇的なサヨナラで飾った沖縄水産は、2回戦で沖縄工業と対戦しました。
試合は、沖縄水産の屋我省伍投手と、沖縄工業の古堅一彰投手。二人のエースが好投します。さらに、両チーム堅い守りで、エースを盛り立て、7回まで0対0の無得点。
均衡が崩れたのは8回の裏でした。沖縄工業は1アウトの後、ランナーを一人置いて、3番・赤田選手。打球は1・2塁間を破る、ライト前へのタイムリー。大きな大きな1点をもぎ取ります。
一方、沖水も続く9回の表、先頭バッター5番・エースの屋我選手が執念のヒットで塁に出ますが、続く二人が三振で倒れ2アウト。
最後はキャッチャー金城選手がライトへ打ち上げ、ゲームセット。沖縄水産の名将に捧げる“短い夏”が終わりました。
サヨナラホームランの劇的な幕切れとなったのは北谷球場の第2試合。
試合は1回戦で大会記録の大量40点で勝った前原と、同じく初戦で23点を奪った首里との1戦でした。
3対7と、4点を追いかける前原は8回に打線が爆発。集中打で一挙4点を追加、ついに同点に追いつくと、試合はそのまま延長戦へ。
そして迎えた11回裏。前原は、1番儀間の豪快な一振りがライトスタンドに飛び込むサヨナラホームラン!打の前原がベスト16に名乗りを挙げました。
第4シード普天間は沖縄尚学と対戦。1回の表に2点を先制した普天間でしたが、7回に逆転を許し2対4。
反撃したい普天間でしたが、沖尚2年生エース東浜選手の前に一本が出ず、シード校が溢れる涙とともに球場を去りました。
そのほか昨日の結果です(3試合)
●具志川4−1嘉手納
●浦添商業10−0開邦(10回コールド)
●美来工科4−7浦添工業
この結果、今週の土曜日の組み合わせはご覧のようになっています。
●北谷公園野球場
第一試合(09:00) 具志川−浦添商
第二試合(11:30) 本部−小禄
第三試合(14:00) 前原−沖縄工
●浦添市民球場
第一試合(09:00) 浦添工−沖尚
第二試合(11:30) 宜野座−八重山
第三試合(14:00) 豊見城−沖高専
●糸満市西崎球場
第一試合(10:00) 那覇−興南
第二試合(12:30) 中部商−宮古