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青年版の「国民栄誉賞」とも言われる『人間力大賞』で、沖縄の海を再生させようと、さんごを移植し続けている金城浩二さんがグランプリに選ばれました

日本青年会議所が主催する「人間力大賞」は未来を担う傑出した若者たちを発掘し、スポットライトをあてようというもので、2007年は47都道府県305人のエントリーの中から11人が選ばれました。そしてナンバーワンのグランプリには、沖縄の海に危機感を感じて独学でサンゴの移植に取り組んできた金城浩二さんが選ばれました。

受賞後のスピーチで、金城さんは「私が小さいころ、おじいはいいました。昔はもっと海きれいだったよと。叔父さんもいいました。もっとキレイだったよ。そして私も今、息子に昔はもっときれいだったと説明しています。でも私はこの仕事を通じ、孫ができたら絶対に言いたいとおもいます。昔はもっとサンゴは少なかったんだよって」と感激で涙を見せながら述べました。

先月の6月19日には金城さんの植えたサンゴが海中で産卵したのが確認されたばかり。優勝賞金の100万円は「養殖する水槽の電気代にします」と話していました。