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東村高江区のアメリカ軍ヘリパッド移設問題で、7月から始まる予定の工事を阻止しようと、建設に反対する地元住民たちが座り込みを始めました。
ヘリパッド建設について、那覇防衛施設局は6カ所のうち2カ所を今年度に整備し、7月から工事を行うことを明らかにしています。
高江区の北部訓練場のゲート付近では、2日午前8時過ぎからヘリパッドの建設に反対する地元住民など20人余りが座り込みを始めました。
日が高くなるにつれて暑さが厳しくなる中、座り込みを続ける住民たち。彼らの目の前をアメリカ軍のヘリコプターが低空で飛行し、住民たちの思いを逆なでする場面も見られました。
座り込みを行う男性は、「(ヘリパッドが)作られてしまうと大変なので、誰かがこうして守るのは大切な行動」と話し、別の男性は「いつまで続くかわからないが、できる限り(阻止行動を)続けたい」と話していました。
反対する住民たちは今後も近くに監視小屋を設置し、粘り強く阻止行動を続けるとしていて、工事が始まれば激しい混乱も予想されます。