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オカガニの放卵が宮古・池間島で観察されました。
毎年、夏から秋の大潮の夜、海に卵を産み落とすオカガニ。月が空高く上り、引き潮の時間になると草むらからオカガニが姿を現します。
ぎっしりと卵を抱え、少し鈍い動きのお母さんカニは恐る恐るといった感じで海に入っていきます。
この日は風が強く、波にのみ込まれ、溺れそうになるお母さんカニもいましたが、波の動きに合わせて必死に放卵する姿が観察されました。放卵を終えたオカガニはお腹もすっきりしたのか、足取りも軽く陸に戻っていきました。
毎年繰り返されるオカガニの放卵。小さな島の大自然のメカニズムは今、ピークを迎えています。