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労働災害を防ぎ、現場の安全意識を高めてもらおうと、沖縄労働局などによる安全パトロールが実施されました。

 7月1日から行われる全国安全週間を前に実施された安全パトロールには、沖縄労働局の片淵局長や労働災害防止団体の関係者らが参加。那覇市おもろまちの那覇第2地方合同庁舎2号館の工事現場で安全を確認しました。

建物の概要説明のあと、局長らが現場に入り、足場の安全性や墜落の危険防止の措置が取られているか、作業員の装備品がきちんと取り付けられているかなどをチェックしました。

去年一年間に県内では804件の労働災害が発生し、そのうち14人が亡くなっています。これは過去10年で最も多くなっていて、労働局では月間の期間中、特に事故が発生しやすい建築現場を中心に、労働災害防止に向け様々な活動を展開する予定です。