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感染した両生類を90%以上死に至らしめるカエルツボカビが県内のカエルやイモリなどから見つかったのを受け、27日、本部町で初めて野外調査が行われました。
この調査は、県内で捕獲されネット販売されたイモリなどからカエルツボカビの遺伝子の一部が見つかったのを受け、国と県、美ら海水族館が連携して初めて行ったもので、リュウキュウカジカガエルとシロアゴガエルをそれぞれ1匹ずつ捕獲し、体の粘液を採取しました。
調査に当たった沖縄美ら海水族館の戸田実魚類課長は、「沖縄が、日本が今どういう状態なのかというのが良く分かっていない状態だと思います。それを把握したい」と調査の目的を語りました。
採取されたサンプルはDNAを分析し、カエルツボカビの有無を調べることになりますが、正確なデータを得るために今後1年ほどかけて調査していく必要があるということです。