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教職員が怒りの抗議声明です。20日参議院で教育関連3法案が可決されたことに対し、教職員団体が子供や教職員をしばる危険な法案だと抗議声明を発表しました。20日参議院で可決された教育関連3法案は、2006年12月の教育基本法改正を受ける形で出されたものです。
これに対し、沖教組と高教組は法案の内容について、愛国心を植え付け、教職員免許の更新で教職員を統制し、教育委員会と学校を国が評価するという極めて危険な法案だと批判しました。この中で高教組の松田寛委員長は「国家統制へつながるそういった危惧の念を持たざるを得ない。改めてもう一度この教育関連三法自体を何らかの形で葬り去らなければならない」と訴えました。
そして沖教組などは、集団自決の削除など教科書から沖縄戦の実相を消し去ろうとする動きは教育基本法改正の流れの中にあるとして、教育関連3法案を廃案に追い込む運動に取り組むとしています。