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2008年度の高校の歴史教科書から沖縄戦の「集団自決」の記述が修正された問題を受け、那覇市議会では11日から問題の教科書の展示会を行っています。
展示会は那覇市議会のロビーで開催されていて、5社7点の歴史教科書の検定前と検定後の記述が比較できるように置いてあります。
那覇市議会では5月、検定意見の撤回を求める意見書を採択していて、展示会の開会式で、久高将光議長は改めて「市民に沖縄戦について考えてもらいたい」と挨拶しました。
今回の検定では、当初「日本軍に集団自決を強制された人もいた」となっていた表現が「集団自決に追い込まれた人もいた」などと、いずれも日本軍の直接的な関与が薄められています。展示会は15日まで開催されています。