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「集団自決」から日本軍の関与を削除しては沖縄戦の歴史が歪められると国の歴史教科書の検定に抗議する県民大会が9日、開かれました。大会には63団体3500人が参加、この中で沖縄戦で捕虜になったら自決するようにと手榴弾を渡された瑞慶覧長方さんはアメリカ軍の捕虜になるよりは自らの命を絶てと教え込まれた。それは、日本軍や国の皇民化教育により起こったもので日本軍の関与を示す表現が削除されては住民が勝手に死んだ事になると訴えました。
そして、参加者全員で集団自決が軍による強制・強要・命令・誘導などによって引き起こされた事は否定できない事実だと国の姿勢が変わった事を厳しく指摘しました。大会では「歴史的事実が歪められ教育現場に提供されるのは到底容認できない」と検定意見の撤回を求める決議を採択しデモ行進して、市民に訴えました。