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国の高校教科書検定の撤回を求める意見書の6月議会での採択をめぐり自民党県連は、8日議員総会を開き意見の集約を図りましたが結局、結論には達しませんでした。
自民党県連は7日の役員会で「意見書に反対と結論付けたわけではない」と述べ8日の議員総会で各議員の意見を集約する予定でした。総会で議員らは集団自決に軍の武器である手榴弾が使われたという経緯は認めたもののそれが、「軍命」なのかについては意見が割れ、結論には達しませんでした。結局、役員が11日以降文部科学省で削除された理由を確認し改めて総会を開いて県連としての意見をとりまとめたいとしています。
教科書検定をめぐっては県内18の市町村議会が撤回を求める意見書を可決。県議会では自民党以外の会派が意見書に賛成の考えを示しています。