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国の高校教科書検定で、沖縄戦の集団自決の記述から日本軍の関与が削除された問題を受け、大学生たちが県議会に対し、撤回を働きかけるよう要請しました。

県議会を訪れたのは琉球大学学生平和ガイドの会のメンバー6人で、検定意見の撤回を求める意見書を採択するよう要望書を提出しました。

これに対し、長嶺伸明議会事務局長は「確かに受け取りました。6月県議会で議論されると思います」と回答しました。

9日には市民グループが那覇市で県民集会を開くことにしていて、学生たちは「戦争体験の風化が心配される中、若い世代からも声をあげていきたい」と話していました。

ところで県議会の意見書について、自民党の賛成が得られず採択が見送られていますが、自民党県連は7日に改めて役員で対応を協議することにしています。