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太平洋戦争で多くの県出身者が犠牲となった南洋群島を訪れ、戦没者の霊を慰める墓参団の一行がサイパンに向け出発しました。戦時中5万5000人の県出身者が渡り、このうちおよそ1万3000人が戦死した南洋諸島への墓参は今年で38回目です。

最高齢は84歳の遺族をはじめ150人あまりが参加し、遺族の高齢化が進む中、戦後生まれの世代も多く参加しています。結団式で平良善一団長は「戦没者のみ霊を慰めるとともに地元の人々との交流を深める旅にしましょう」と挨拶しました。一行は6月2日まで、サイパン、テニアンなどを巡り、「おきなわの塔」での合同慰霊祭に参加します。