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2004年8月、アメリカ軍の大型輸送ヘリが宜野湾市の沖縄国際大学構内に墜落した事故は、被疑者を特定できないまま捜査は終了する見通しです。

事故は2004年8月13日の午後訓練のため普天間飛行場を離陸したアメリカ軍のCH53D大型ヘリが、隣接する沖国大の構内に墜落、炎上しました。

県警は、航空危険行為処罰法違反の疑いで捜査を進めましたが、日米地位協定を盾にアメリカ軍の協力が得られず、いまだに被疑者を特定していません。

県警は8月の時効成立をにらみ、6月下旬にも被疑者不詳で書類送検し捜査は終結する見通しです。