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沖縄都市モノレールの2006年度の決算は、乗客数が増えたため収益は増えているものの、減価償却や修繕などに多額の費用がかかり、赤字が続いていることが明らかになりました。

開業から4年を迎えるゆいレールですが、2006年度の乗客数は過去最高となる1364万人を記録し、これにより営業収益は前年の103%となる24億9200万円あまりとなりました。

しかし、開業までの用地取得など、多額の設備投資にともなう減価償却費もおよそ18億円に上ったことや、去年は車両のメンテナンスの年で4億5000万円以上が修繕代として計上されたことから、16億4700万円の赤字で、今年度も債務超過となることが発表されました。

沖縄都市モノレールでは債務超過の解消は行政の支援を得ながら2026年度をめどにしていますが、「県民の理解や観光客の人気を得て、今後も経営努力を続けていきたい」と話しています。