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「何で高江の部落を囲むように作らなくちゃいけないのか!」
高江区を取り囲むように作られる6つのヘリパッド。これは、日米両政府が96年のSACO合意で決めた北部訓練場の一部の返還に伴うものです。
しかし、近いもので、住宅からわずか400メートル。防衛施設庁はヘリパットの大きさを縮小するなど、環境に配慮したと説明し、環境アセスメントの手続きを進めますが、住民は動揺を隠せません。
仲嶺区長「今までは環境問題のみの説明があって、区民の騒音、生活環境をどうしてくれるんだと言う問題は、まったく示されていないわけです。」
そして1月末、アセスの最終段階である知事意見が出されましたが、住民が求めている建設の中止は盛り込まれず、「知事は150人の区民を守ってくれないのか」と住民は反発しますが、3月、日米合同委員会は建設に着手することを合意しました。
翌日、仲井真知事は初めて高江を視察します。
知事「かなり近いという感じがします」
しかし、運用の改善で対応できないかという消極姿勢に終始し、7月にも始まる建設工事まで、秒読み段階に入っています。