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アメリカ軍のF22ステルス戦闘機が今月10日の未明に嘉手納基地を離陸してアメリカ本国に戻ったことに対し15日午前、町議会は基地対策特別委員会を開き強く抗議する方針を固めました。
アメリカ空軍の最新鋭戦闘機F22はことし2月の中旬からおよそ3ヶ月間嘉手納基地に配備され基地の主力機であるF15戦闘機や航空自衛隊との共同訓練に参加しました。配備されていた12機のうち10機は5月10日の午前3時と4時半頃にかけて嘉手納基地からアメリカ本国の基地に向けて飛び立ち最大で98、8デシベルという騒音を周囲に撒き散らしました。
これを受け、嘉手納町議会は15日の基地対策特別委員会で夜10時から朝6時までのすべての航空機の離着陸やエンジン調整を行わないことを定めた騒音防止協定を守るように強く抗議することを決めました。嘉手納町議会では金曜日に臨時議会を開いて抗議決議を採択し、アメリカ軍や外務省へも直接、要請行動を行う方針です