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普天間代替施設の建設問題で、名護市辺野古区は行政委員会を開き、99年に決議した埋立て案の反対決議を撤回し、新たな基地建設を容認する方針で話し合いを進めています。
行政委員会は辺野古区の最高意思決定機関で、委員18人で構成されています。15日午後3時から開かれた会では、99年の決議を撤回するかどうかが議題となりました。
会場には基地建設に反対する有志の会のメンバーが訪れ、区民の運命に係る重大な問題で、全体の議論が求められるとして、決議の撤回をしないよう申し入れました。これに対して大城康昌区長は、皆さんの意見は行政委員会に提案すると答えました。
話し合いはまだ続いていますが、委員会では撤回を決め、今後、名護市などに対して振興策を求めていく考えです。