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名護市辺野古での基地建設に向け、国が独自で行っている環境の事前調査が16日にも本格的に始まる見込みで、海上自衛隊が調査に投入される可能性も出ています。

基地建設に向けた辺野古での事前調査に対し、反対派グループは連日、砂浜にカヌーを出して施設局の動きを監視しています。

一方、うるま市のホワイトビーチには海上自衛隊の補給艦『おうみ』も13日から停泊しています。防衛省はこの『おうみ』と事前調査との関連性についてはコメントしていません。また、事前調査を支援するために掃海母艦『ぶんご』も先週木曜日に横須賀を出港しましたが、まだ沖縄には到着していません。

那覇防衛施設局は16日水曜日にも環境の事前調査を本格化すると見られ、自衛隊の船が支援する可能性もあります。

一方、辺野古への事前調査に抗議している市民団体のメンバーらは那覇防衛施設局を訪れ、「海上自衛隊の補給艦や掃海母艦が事前調査の支援で入港する件は施設局が要請したのか」と質しました。

これに対し、施設局側は「この調査にどのような関与があるかについては申し上げられない」と回答しませんでした。