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嘉手納基地に暫定的に配備されていた最新鋭のステルス戦闘機F22、10機が10日未明、周辺の住民地域を騒音に包みながら離陸しました。しかし、2機のF22が依然残ったままです。

ことし2月からおよそ3ヵ月間嘉手納基地に配備されていたF22戦闘機12機のうち10機が10日午前3時過ぎと4時半頃の2回に分かれて空中給油機とともにアメリカ・バージニア州の空軍基地へと離陸しました。このため、離陸時の騒音は、最大で午前3時15分に98.8デシベルを記録しました。ただ、2機のF22が依然、残ったままで、嘉手納基地報道部では、整備場の問題が生じたためあす11日未明に離陸するということです。

政府は9日までに深夜の離陸を行わないよう要請し、周辺の自治体でつくる三連協も『未明の離陸は住民の生活を軽視している』と抗議する声明を発表していましたが、アメリカ軍は強行しています。