※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
文部科学省が高校の歴史教科書検定で、沖縄戦での軍命による集団自決を削除・指示した問題で、退職教職員の団体が抗議声明を発表しました。
抗議声明を発表したのは県退職教職員会と県高校退職教職員会などの3団体で、この団体が合同で抗議声明を発表するのは今回が初めてです。
3つの団体は、軍命があったことは集団自決の体験者や目撃者の証言、1945年のアメリカ軍の記録としても米公文書館に存在すると指摘。「教育は不当な支配に服することなく真実を教えることで歴史の歪曲は許さない」として、教科書検定の修正指示の撤回を求める声明を発表しました。抗議声明は近く、内閣総理大臣などに郵送する予定です。