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アメリカのゲーツ国防長官は久間防衛大臣との会談の中で、普天間基地のキャンプ・シュワブへの移設について、日米合意に沿って計画を進めるよう求めました。長官の発言は、日本時間の4月30日深夜に開かれた久間防衛大臣との会談で述べたものです。
会談で、ゲーツ長官は「一部を変えたりすることなくそのままの形で実現していくことが重要だ」として、去年5月の日米合意に沿って計画を進めるよう求めました。
日米合意したV字型滑走路案を巡っては、県と名護市が沖合いにずらす修正を求め、久間大臣も一時修正を検討する考えを示していました。
ゲーツ長官のこの発言は修正を認めないアメリカ側の姿勢を改めて強調し、日本側の修正論をけん制した形です。