医師「沖縄というのは私達(医師は)昔は長寿の島と考えていましたが、どうも時代が変わってしまったようだと」
今や肥満度は全国1の沖縄。メタボリックシンドロームの急増に、去年県内の医師らが集まって「沖縄メタボリックワーキング」を発足させました
今、医師会や自治体でメタボリックシンドロームの撲滅に力を入れています。メタボリックシンドロームとは、おなか回りが男性85センチ、女性95センチ以上の内臓脂肪型の肥満に加え、高脂血症や高血圧、高血糖などを重複して発症していることをいいます。
しかし、この内臓脂肪は、皮下脂肪より落ちやすいと言われています。内臓脂肪は少しの食事制限と適度な運動で落とせる!そうわかっても、なかなか行動はできないもの・・・
参加者「肉類が好きでどんどん体重が増えてしまいました増やすのは早いですけど減らすのが難しくて」
参加者「リタイアして趣味でゴルフをやっていますが最近コースを歩いているとひざと腰に痛みを感じて病院に行ったらとにかく体重を減らせと」
そんな県民の力になろうと自治体も頑張っています。これは、宜野湾市で今年から始まったメタボリックシンドローム対策講座。3ヶ月で腹囲マイナス3センチを目指そうというものです。
宜野湾市長浜保健師「県内でも宜野湾市も肥満が多いということですのでそれを解消するために少しでもお役に立てればと思いまして教室を始めました。」
第一回目のきょうは、まず己を知ること!
保健師さん「99.5センチです」
普段かなり体を動かしているという小浜さん。体脂肪はそこまで高くはないものの腹囲は4.5センチのオーバーです。
小浜さん「やるぞって感じ。目標は?3センチスリムいや5センチくらいかな」
趣味のゴルフのために体を軽くしたいというこちらの方は。
大城さん「僕はおなか回りが100センチだとばっかり考えてたの今日計ったら106センチ・・・88キロ体重をまず80キロに落としたい、3ヶ月で5センチ位縮められたら」
さて、3ヶ月後、みなさんにどんな成果が待っているでしょうか。一方、那覇市ではまずは日々の運動習慣を付けてもらおうと那覇市ウォーキング協会がウォーキングマップを作りました。ゆいレール15の駅から出発する3キロから5キロのコース。
大城会長「まず正面を向いて胸を張っておへそを前に出す感じで10〜15メートル先を見てそれから歩幅を少し大きく、かかとの後ろから付ける」
ウォーキング協会の大城会長に、脂肪燃焼に効果のある歩き方を教えてもらいました。
大城会長「週3日くらい少なくても30分以上できたら1時間位距離にして5,6キロ」
新都心の公園は夕方になるとウォーキングをする人でこの通り。
ウォーキングする夫婦(5年続けています)「週3,4回」
Qどうですかウォーキングは?「いいですね」
10年続ける女性「体形が変わってない30年前と」
Q、生活習慣病とか「気にならない」
みなさんもこの春メタボリックシンドロームにさよならするために何か始めてみませんか?