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アメリカ軍の最新鋭戦闘機F-22が初めて参加する日米共同訓練が27日、本島南部の訓練空域で実施されました。日米共同訓練は今回で35回目となりますが2007年2月、嘉手納基地に暫定配備されたF-22が参加するのは初めて。敵のレーダーに捕まりにくい性能を持つF-22は航空自衛隊の次世代の戦闘機としても検討されていて、27日の訓練では日米に分かれての空中戦を中心に飛行機の特性の違いなどを確認したということです。

F-22の配備は数ヵ月間とされていますがアメリカ軍は朝鮮半島の情勢次第では嘉手納基地での再配備の可能性も十分あるとしています。アメリカ軍再編で嘉手納基地のF15の訓練が年に数回県外に分散移転されても、新たに最新鋭のF-22が配備されるとなると地元の負担は更に重くなるのではないか。地元では不安の声も上がっています。