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新石垣空港建設に伴う小型コウモリ類の保存対策として県が建設を進めている人工洞窟が、26日、マスコミに公開されました。新石垣空港建設では建設現場周辺の洞窟などで生息しているヤエヤマキクガシラコウモリやカグラコウモリ、リュウキュウユビナガコウモリなど、貴重種となっている小型コウモリ類の保全対策として人工洞窟の建設が進められています。
26日、マスコミに公開されたこの人工洞窟は、コンクリート製で、高さ2メートル、長さが240メートルにわたりつながっています。中には、コウモリが休めるようにと少し広くなった部屋が5ヵ所設置され、天井は、ぶら下がるための石灰岩の小石が貼り付けられています。県では、最終的には人工洞窟全体を周りの環境と同じように樹木で覆い、コウモリが利用するための環境を整えていくということです。