シリーズでお伝えしている「魅力満載!マカオの旅」。2回目のきょうはマカオの新しいシンボルと都市部から離れた2つの島を紹介します。マカオのランドマーク、338メートルのタワーで、取材をした高江洲記者、何やら命がけの体験をしたようです。
海を渡ってきた西洋文化。マカオは異文化をうまく取り入れながら、中国の文化も大切にしながら暮らしています。
マカオ市民の信仰を集めている「媽閣廟」。中国の伝統建築で造られた境内には海の女神「阿媽」が祀られています。このお寺の名前が地名、マカオの由来になったと言われていて、マカオの人々にとってシンボル的なお寺です。
歴史的な建物が多いマカオですが、ひときわ目に引く新しいシンボルもあります。
中国返還後に建てられたこのマカオタワーは世界で10番目の高さで、東京タワーよりちょっと低め。周りの高層ビルをはるかに見下ろしながら展望台へ。
景色を眺めるだけかと思ったら、ここでしか体験できないアトラクションがあるとのこと。その名は「スカイウォークX」。
体験しようとインストラクターに言われるまま体にロープを取り付けてスタンバイ。今回は撮影のカメラマンも一緒にチャレンジです。一体、どうなるのか?不安が募ります。
ドキドキしながら案内されたのはなんと、タワーの外。実はこのタワーの外周を歩いて回るのがアトラクションなんです。
この「スカイウオークX」、手すりのない外周の縁を歩いてスリルと233メートルの高さから見る景色を楽しもうというもの。とは言え、怖くて足も思うように進みません。
マカオタワーにはこのほかにももっとスリルが味わえるアトラクションが。それは地面に向かって真っ逆さまに落ちるバンジージャンプ。落ちるスピードは時速200キロ。高さ233メートルはギネスブックにも登録されている、まさしく世界一のバンジーです。
スリルを味わったあとは都市部のマカオ半島からコロアン島へ。小さな漁村であるコロアン島はでマカオの下町と言った雰囲気です。
ここ、コロアン島には世界に誇る有名なものがあります。マカオを代表するお菓子「エッグタルト」。老舗であるこちらのお店では焼きたての本場の味が楽しめます。
続いて訪ねたのはマカオ市民の住宅街、タイパ島。夕暮れ時、食堂や食品店が並ぶ通りには人々が行き交い、人々の暮らしや活気を肌で感じることができます。
街の喧騒から離れ、人々の暮らしを感じながらゆったりとした時間を過ごすのもマカオの楽しみ方の一つです。
マカオリポート、明日はマカオ経済を支える観光の現状と、その舞台裏を紹介します。