※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

固有種のため貴重な豚肉と言われているアグー。生産が安定しないのが畜産農家の悩みですが、そんな農家に応えようと画期的な技術が発表されました。

繁殖能力の低いアグーを一年を通して安定供給させるため、琉球大学と県畜産研究センターがアグーの精子の凍結保存して、人工授精技術の確立に成功したものです。すでにことし2月には凍結精子を使って受精した第1号のアグーが誕生しています。

豚の凍結精子は世界でもまだ実用化されていません。将来的には新たなブランド豚の生産にも意欲を示しています。この技術は来年度から試験的に農家へ導入される予定です。