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おじいおばあの命薬〜きょうは、今帰仁村の渡名喜長栄(ちょうえい)さん94歳!今でも朝早く起きて自宅前の畑に出かけるのが日課の長英さん。20人以上の孫とひ孫に恵まれたおじいの家は、家族の心休まる故郷。歳月を刻んだ家の柱には、子どもや孫の背比べの後があちこちに。そんな長栄さんの一番の自慢はナークニー。
ナークニーとは、昔から沖縄に伝わる即興歌。オリジナルソングで大会にも出場したことがあるんです。
「海山ん枯りてぃ、石に花咲かん、うぬとぅちやいもり、思い語らん」
決して叶わぬ恋を歌った詞の意味は、心の奥に秘めた熱い思いを歌ったもの。
「ロマッチックよ。ロマンチックだよ。ロマンチックだよ」
もしかすると長栄さん、若い頃から、こんなふうに女性を口説いたの〜?
「あの時分こういうことやっていたら、すぐに警察に連れて行かれて死刑だよ」
長栄さんにとっての長生きの秘訣は沢山の家族の愛とナークニーなのです。ね、長栄さん!
いつまで唄いたいですか? 「生きている間よ。生きて出来る間はずっとやる」