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素朴で温かい、和紙の魅力を紹介するちぎり絵の作品展が12日から那覇市で開かれています。

作品展は、全国和紙ちぎり絵サークルが開いたもので、会場ではおよそ300点が紹介されています。もともとこのサークルは島根県で教師をしていた亀井健三さんが、和紙の魅力を後世に伝えようと30年ほど前に始めたもので今では、世界中におよそ2万人の会員がいるということです。

こちらは亀井さんが沖縄の本土復帰を前にした1970年に名護高校に贈った作品「ひまわり」。「太陽はひとつ、日本はひとつ」というメッセージが込められています。また会場には、みんなで満開の桜の絵を完成させようという共同制作のコーナーも設けられ、訪れた人たちが作品作りを楽しんでいました。この展示会は16日まで開かれています。