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那覇空港の国際線ターミナルに、県内で初めて台湾元の両替や手話サービスに対応したサービスカウンターがオープンしました。
テープカットでオープンしたのは、沖縄をイメージした落ち着いたカラーに統一されたサービスカウンター。国際線ターミナルなのに両替所がないというこれまでの長い問題を解決したほか、県内で唯一、台湾元の両替をその場で行うことが出来ます。
また、カウンターの専用の端末はアメリカや国内のコールセンターにつながっていて、世界7ヶ国語の通訳のほか、手話での通訳サービスを無料で利用できることになっています。
このカウンターを運営するのは福岡の企業で、担当者は「言葉のバリアフリーをコンセプトにしる。特に国際都市・那覇市、沖縄県ですから、外国人はじめ、聾唖の方にこのカウンターを使っていただきたい」と話していました。
また、沖縄観光コンベンションビューローの洲鎌孝専務は「国際観光を進めていく上で、キャッシュで両替するというのはどこの世界でもありうること。そのスタートラインに沖縄観光も立った」と、このサービスの効果に期待を寄せていました。
2006年、国際線を使って県内を訪れた外国人はおよそ10万人。海外から訪れる人にとっても、これから海外へ向かう人にとっても便利な施設になりそうです。