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久間防衛大臣は、軍事使用が認められていない下地島空港を自衛隊が使用できればいいとの考えを示しました。

3日の衆議院安全保障委員会で照屋寛徳議員の質問に答えた久間大臣は、県や議会、地元市町村の状況が許せば、下地島空港を使うことを考えたいと述べた上で、「これから先、緊迫してきて(自衛隊機の)スクランブルをかけなければいけない状況が出てきたときは、下地島空港はいい場所にある飛行場だと思っている」と答弁しました。

この発言に宮古島市の伊志嶺市長は4日、記者の質問に答え、「下地島空港の平和利用に対する態度ははっきりしているので、なし崩しにしていくような政府の態度は許せないと思う」と反発しました。

防衛大臣が下地島空港の使用に言及したのは初めてで、地元を中心に不安が広がりそうです。