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お彼岸を前に、県内産の菊の全国に向けた出荷がピークを迎えています。太陽の花としてすっかり定着した県内産の菊。今や小菊では、全国シェアの9割を占めていて、お彼岸の時期、全国の市場で欠かせない存在となっています。

那覇空港貨物ターミナルでは、13日未明から2機の専用チャーター機での出荷作業が行われ、全国各地の行き先が書かれたケースに入った小菊や大菊、スプレー菊が次々と機内に積み込まれていました。

菊のチャーター機での出荷は11日から15日の間、5便が予定されていて、船便と合わせた3月初旬から中旬までの出荷量は、例年並のおよそ4800万本、金額にして24億円分。2007年の今年は、原油高でボイラーの必要な本土の農家が生産量を減らしたことなどから、県内産の菊への注目も高まっているということです。