※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
巣立ちの春、北部看護学校では8日、卒業式が行われ、学生たちが看護士への道を踏み出しました名護市の北部看護学校では看護学科の卒業生75人が父母や担当教官の見守るなか卒業式に臨みました。池原登志子校長は「実習や理論習得に決して平坦ではない3年間だったでしょうが乗り越えられたのは皆さんの夢と意志の力です」と卒業生を激励し、このあと全員に卒業証書が手渡されました。
卒業生たちは「実習で苦しいときに(仲間が)自分を気遣って電話したりメールをくれたりした」、「自分が他の人にいろいろ支えられていることを実感した」と思い出を語ったり、「患者がいちばん必要としているのは看護士だと思うので患者さんにとって光になるような看護士になりたい」と決意を語っていました。北部看護学校の国家試験の合格率はここ数年90数%、合格者の9割は県内の医療機関で就職しています。県内では医師や看護士不足が深刻な問題ですが卒業生たちは早くも責任の大きさを実感しているようでした。