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文豪・夏目漱石や森鴎外も愛した端渓すずりを紹介する展示会が那覇市のデパートで開かれています。
端渓すずりは中国広東省で採れる端渓石で作ったすずりで、密度が高く、滑らかで溶けるように墨がおろせると書家や文豪に愛用されてきました。展示されている中には観賞用で735万円のものがあり、明の時代に作られ、骨董品としても高い価値があるということです。
会場にはこのほか、縁起物のひょうたんやはすの装飾を施した珍しいすずりなどおよそ250点が紹介され、芸術性の高さ、奥深さにふれることができます。この端渓すずり展は3月12日まで開かれています。